高血圧は2種類あって、本態性高血圧と二次性高血圧があります。
本態性高血圧は高血圧の中でも85~90%ありますが、原因は不明です。
血圧に関係するのは心臓のポンプ力と血管の圧力なのですが、いくつかの要因が組み合わさって血圧が上がるのだ
と考えられています。
高血圧の要因として考えられているものは、遺伝、塩分の過剰摂取、肥満、過度の飲酒、ストレス、寒さ、喫煙習
慣などがあります。
遺伝は、親が高血圧だから子どもも高血圧になるというわけではありません。
高血圧になりやすい因子が遺伝するということなのです。
遺伝要因に加えて、高血圧になりやすい生活を送っていると、高血圧になる確率が他の人よりも高まるということ
なのです。
原因がはっきりしているのは、二次性高血圧で、高血圧の10~15%です。
二次性高血圧には、腎性高血圧、腎血管性高血圧、内分泌性高血圧、大血管疾患による高血圧、漢方の副作用によ
る高血圧などがあります。
腎性高血圧は二次性高血圧の中でもっとも頻度が高いものです。主に腎炎や腎盂腎炎を原因として起こるものです。
腎血管性高血圧は二次性高血圧の中で2番目に多い高血圧です。
腎動脈の動脈硬化などが原因で腎臓にいく血管が狭くなることで腎臓が血圧が低くなったと認識し、血液量を増や
すホルモンを多量に出すようになります。
内分泌性高血圧には、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫があります。
原発性アルドステロン症は副腎に腫瘍ができ、そこからアルドステロンというホルモンが大量に分泌させることで
起こります。
アルドステロンは塩分を再吸収してカリウムを尿に排泄するので、カリウム不足となり血圧が上昇するのです。
クッシング症候群とは副腎の腫瘍からコルチゾールというホルモンが多量に分泌されることで起こります。
コルチゾールも体内の塩分量が増加し血圧が高くなります。
褐色細胞腫も副腎の腫瘍からカテコールアミンという物質が過剰に分泌されることで高血圧となります。
心臓や大きな血管の障害が高血圧の原因となることもあります。
太い血管は全身に血液を送る要となっている血管なので、そこが滞ると、心臓は全身に血液をいきわたらせるため
に強いポンプで血液を送り出します。
そうすると、高血圧となるのです。
漢方の副作用でも高血圧となることがあります。
特に、「甘草」と呼ばれる成分が多く含まれている漢方薬では、グリチルリチン酸と呼ばれる物質が含まれており、
腎臓からの塩分再吸収量が増えるために高血圧となるのです。
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